ブラックペアン最終回10話!あらすじネタバレ感想!ブラックペアンの秘密とは!

ついに「ブラックペアン」も最終回を迎えてしまいました。

欲望が渦巻く大学病院の中でも、出世欲がなく、どんなに上の人だろうがかなり毒づくというスタイルに、かなり衝撃を受けましたが、スカッとする場面もありました。

8話では、西崎教授のダメっぷりが明るみに出て、スカッとしました(笑)
いつもは手術に失敗したら、渡海が助けてくれますが、その時は、佐伯教授が現れて・・・。

やっぱりかっこよかったですね!

ごろ寝
佐伯教授の

いくらカエサルが優れた機械でも、最後はやはり人だ。勝つのは人だよ。

って、渡海に教えていたところは、何か、愛情を感じましたし、心に響きました。

 

そしてついに❝飯沼達治❞の存在が明らかに!!

際9話では、倒れてしまった佐伯教授はカエサルでの手術を希望して、渡海の手術を拒否し・・・。

どこまでも汚い西崎教授は、これまでのカエサルのデータを全部持ってっちゃって( 一一;)

最終回は、一体どうなってしまうのでしょうか?

ブラックペアン❞の秘密とは?!

最後までお付き合い願えたら嬉しいです(*^^*)

☆「ブラックペアン」のまとめ記事はこちら!1話~最終回までのあらすじや視聴率などを更新しております!

ドラマ・ブラックペアン全話あらすじネタバレまとめ!キャストは?最終回の結末は?

2018年3月13日

 

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「ブラックペアン」最終回・10話のあらすじは?

10話を見逃してしまったら?

あぁ~!見逃しちまったぁ~!!

という方は、大丈夫です♪

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10話・あらすじ

倒れた佐伯教授(内野聖陽)の緊急手術を行った渡海(二宮和也)。しかしこれはあくまでも応急処置。渡海は、完治させるための再手術を行う条件として、自分が探している“飯沼達次”の居場所を明らかにすることを佐伯に求める。しかし佐伯は「命よりも大事なものがある」とそれを拒み、外科学会に出席するために無理を押して東京に向かう。
一方東城大では、美和(葵わかな)藤原師長(神野美鈴)の命で秘密裏に担当していたある患者の容体が急変する。それは高階(小泉孝太郎)香織(加藤綾子)の知るところとなり・・・。そして、ブラックペアンの真実は渡海の手で白日の下にさらされる・・・。

引用元:「ブラックペアン」公式ホームページwww.tbs.co.jp/blackpean_tbs/

何でも先まで見通している佐伯教授。

本当に、佐伯教授は、渡海の父親を裏切ったのでしょうか?

渡海が誤解している可能性があるかもしれないですよね。

ついに❝ブラックペアン❞の真実が、渡海によって明らかになるようです!

ごろ寝
佐伯教授が、自分の命よりも大事にしているものとは何なのか?

ブラックペアンの真実とは、いったい何のなか!めちゃめちゃ気になる(≧◇≦)!!

「ブラックペアン」最終回10話・ネタバレあらすじ

※私の解釈であらすじを追っていきたいと思います!

渡海は、手術を終えた佐伯に発した言葉は・・・

「ちなみに、教授の心臓。まだ完治してませんから。」と不敵な笑みを浮かべた。

あくまでもカエサルの手術は応急処置であり、また発作が起きると何時間も持たず、早急なオペが必要であることを伝えた。

渡海は、
「なので改めて伺います。飯沼達治は今どこですか?」

佐伯
「メスで患者を脅すのか。医者にあるまじき行為だな。」

渡海
「私が救ってやった命だ。私がどう使おうと自由でしょう。」

佐伯
「言えないな。いづれにせよ、今手術を受ける気はない。理事長選は、3日後なんだ。」

渡海
「はたして持つかなぁ・・・」

佐伯
「では、お前にも、私の主治医として同行してもらおうか。選挙は東京の学会で行う。その間に私に何か起これば、飯沼さんの居場所は誰にも分らない。私から、目を離さない方がいいんじゃないかな?」

仮眠室に戻った渡海。

治験コーディネーターの木下は、飯沼達治の居場所に検討がついているという渡海に手を引くことを伝え、部屋を出ようとした。その時、渡海は、過去に医療過誤の責任を押し付けられたことがあり、絶対に許せない木下に、佐伯と自分の父親の一郎の話をした。

一方、飯沼達治を手術できるのは佐伯しかおらず、佐伯は、師長の藤原に「私が留守の間頼むよ」と託した。

帝華大学の西崎は、日本外科ジャーナルに、論文の末尾が佐伯の高階の論文が載ったことで、理事長選も互角になってしまったことにいら立っていた。

東城大では、黒崎から、医局員に佐伯が理事長選で留守にすること。渡海が同行すること。そして、佐伯が留守の間、佐伯外科の責任者を高階が任されることになった。

周りも、納得していた。

それを見ていた渡海は、また仮眠室に戻った。気になった高階は渡海を追いかけ仮眠室へ行った。

高階は、前に渡海が「佐伯清剛を信じるな。あの男は、俺の親父を裏切った」と言っていた意味を聞いた。

渡海は「あいつは死神だぞ」とだけ言い、仮眠室から出て行った。

世良が出張のスケジュールを言いに渡海を訪ねて仮眠室へ入ると、そこに渡海の姿はなく・・・。

世良は,米袋を見て、黒崎が話していた渡海の父親の一郎のことを思い出していた。

そして米袋の傍にあった、渡海の実家の送り状を持ち出し歩いていると、美和と会い、レントゲン写真に写っていたペアンと渡海の過去に関係があるのではと、話しかけた。美和はすぐに

「その件はもういいんじゃないですか?」

そう言い、走って去って行った。

世良は、送り状に目をやり、何か決意したような表情をした。

美和は、部屋から飯沼達治がいなくなっていたことから探していた。もう一度、飯沼の病室へ戻るところを、木下に見られる。

美和が病室を覗くと、飯沼は帰っており、ホッとする美和。

買い物に出かけていた飯沼に、安静にするよういう美和。飯沼は、さくら病院にいた頃、すぐに手術が必要だと言われていたが、東城大に来ても中々手術を行わないことに疑問を持っていて、美和に問いかけた。

美和が戸惑っていると、飯沼が急変し・・・。しかし、飯沼のことを誰にも言えない美和は、藤原に連絡した。藤原は、佐伯に伝え、美和に止血剤を用意するよう伝えた。

急いで、止血剤を取りに走っていた美和は、高階とぶつかり、高階は、美和が走って来た方向を見て、そこに「患者はいないはずだ」と気になった。

佐伯は、処置しに行こうとベッドから起き上がろうとし、藤原は必死で止めた。

藤原は急いで美和のもとへ行き、誰にも話していないことを確認してから、飯沼の病室へ急いだ。

するとそこに、高階が応急処置をした後だった。

高階が早急にオペが必要だと判断し、カルテを見せてほしいと藤原にお願いするが、藤原は、教授命令で非公開だと説明した。

その頃、世良は、渡海の実家にお邪魔してごちそうになっていた。そこで春江に一郎がどんな先生だったか聞き、一郎のアルバムを見せてもらうため、渡海の部屋へ案内してもらった。

そこで目にしたのは、渡海が練習で結んだ❝外科結び❞の数。世良は、驚いた。渡海は、市民病院で働いていたが、一郎が亡くなってから、東城大で働くことになった。そのためにびっくりするほどたくさんの外科結びを練習していたのだった。

春江は
「佐伯先生に気に入ってもらえて良かった」

と喜んでいた。

渡海は、東城大の旧館を歩いていて、一郎と話したことを思い出していた。

一郎
「征司郎、お前はどんな医者になりたいんだ?」渡海
「普通の医者でいいよ」

一郎
「どんな時代になろうと、人は変わらんが、医者は医者だ。お前はそのままでいい。普通の医者になれ。」

渡海は笑い
「何だよそれ」

一郎と笑い合った。

そう話した場所で座っていた渡海は

「地獄に落とすか」

と立ち上がった。

渡海は木下と食事をしていた。木下は特別個室にいる飯沼には、藤原が24時間体制でついていることを報告していた。
「居場所が分かっても身動きが取れないですね」という木下に、渡海は「もう決めてる」と答えた。

渡海
「チャンスは一度きり。そこですべてが終わる。」

そして理事長選の前日ー

みんなで佐伯の当選を祈って乾杯をしていた。佐伯は、世良に目をつけ、注ぐように呼んだ。

そして
「渡海を見張れ。東城大に帰るまで片時も傍も離れず常に目を光らせておけ。これは教授命令だ。」

と。世良は「はい」と答え、自分の席に戻った。

目の前の渡海はすべて分かっているようで「無駄なことを」と呟き、佐伯を見た。

黒崎から日本外科ジャーナルの池永が挨拶に見えていると聞いた佐伯は、部屋で待つように伝えるよう言い、立ち上がった。その瞬間、佐伯は倒れてしまった。

渡海は、応急処置をし、部屋へ運ぶよう指示した。そして、佐伯に

「今はまだ生かしといてやる。お前の地獄はまだ先だ。」

と。

みんなが見守る中、目を覚ました佐伯。

池永が心配していることを黒崎から聞き、通すように言った。

ハッとした佐伯は、渡海がいないことに気が付く。黒崎から世良と一緒の部屋にいると聞き、安心する。そこへ佐伯を心配した池永が入って来た。

一方、世良と同室の渡海は、ベッドで寝ていた。世良は渡海が眠っていることを確認すると、出入り口で座ったまま、いつの間にか眠ってしまっていた。

そして、世良が熟睡しているところ、渡海は起き、部屋を出て行った。

理事長選 当日ー

飯沼の病室で、藤原が美和に後のことを頼み、出て行ったのを見計らい、散歩がてら飲み物を買いに出て行こうとする飯沼。

美和は、飯沼を止め、飲み物は自分が買ってくると病室を出て行った。

飯沼がベッドに戻ろうとした時、誰かが入って来て・・・。

世良が目を覚まし、世良を起こそうとしたところ、いないことに気が付く。

飯沼の病室を訪れてきたのは渡海だった。

美和が買い物から戻ると、ペアンの話をする声が聞こえ、入ろうとした美和を「待ってくれませんか」と木下が止めた。

飯沼は、何年も診てくれている佐伯の言うことしか信じないと一蹴する。

飯沼の❝何年も❞という言葉に目をつけ、

渡海
「あなた昔この東城大で心臓の手術しましたよね。それを執刀したのが、佐伯先生だった。違いますか?」

飯沼
「それが何だって言うんだ。」

渡海はニヤリと笑い
「認めましたね。それを証言してもらえます?」

飯沼
「証言だと?」

渡海
「佐伯清剛の罪を暴くためだ。」

飯沼
「佐伯先生が何の罪・・・」

そう言いかけたとき、飯沼の容態が急変する。

その頃、渡海の姿が消えたことを知った佐伯は、藤原に連絡し、受けた藤原は、確認に急いだ。

佐伯は、時計を見て、頼みたいことがあるからと世良に黒崎を呼ぶように言った。

美和が機材を運ぶ姿を見た高階は、飯沼の病室へ行った。

そして、渡海が胸のレントゲンを撮ろうとしていて・・・。高階は佐伯の留守の間飯沼を託されており、「勝手なことをしないでくれ」と渡海に言った。

その時、藤原から電話がかかってきて、高階は「報告させていただきます。」と電話に出た。

ちょうど特別室にいる高階に何か変わったことがないか聞かれ、話をしようか躊躇していると、渡海が

「俺を信じろ。俺を信じろ」

その表情を見て、高階は、

「それが、患者様が飲み物を欲しがっているのですが、野菜ジュースでよろしいですか?」

藤原
「ええ、お任せします。」

そう安心したが、すぐに何かを感じ取る。

高階は、渡海にちゃんと説明してほしいと言うと、渡海は

「見せてやる」

そう言うと、ボタンを押した。

そして、出て来たレントゲン写真を高階に見せた。

それを見た高階は

「嘘だろ・・・」

と、驚いた。

そこには確かにペアンが写っていた。

渡海
「うちの親父はこの医療過誤をなすりつけられた。すべて、佐伯の仕業だ。」

木下
「この患者様には、その証言をしていただく必要があります。」

高階
「渡海先生がずっと東城大にいて、佐伯教授の指示に従っていたのは、これが関係していたんですね?」

渡海
「だからこの患者に生きてもらわないと困るんだよ。すべての根源であるペアンを、取り出す。」

高階
「しかし、教授の許可がないと・・・」

渡海
「必要なら・・・」

高階
「ルールーは変えろ。」

渡海
「今日、すべてを終わらす。」

藤原が飯沼の病室へ行ったときにはもう、そこには姿がなかった。

渡海たちはオペ室へ運んでいた。

そして、理事長選が始まった。

黒崎は、佐伯に、頼まれていた件の準備ができたことを伝えた。

モニター室に入った藤原は、飯沼のオペを始めようとしている渡海たちの姿を見て、

「何てことを!!」

そう言い、マイクで伝えようとしたところ、木下が止めた。

オペの準備も整い、始めようとしたとき、猫田が美和に

「それじゃ美和ちゃん。出て行って。」

美和
「どうしてですか?」

猫田
「必要ないの。邪魔。」

高階
「分かるだろ。教授の患者を勝手にオペするんだ。きみは才能のある優秀な看護師だ。将来を大事にしろ。」

猫田
「出て行きなさい!!」

高階は頷き、美和は深く頭を下げ、オペ室から出て行った。

理事長選では、まず、西崎から研究発表をした。

一方、渡海たちのオペは進み、ペアンを見つけた。

渡海は
「外してくよ」

とペアンを外した瞬間、出血し始め・・・。

慌てて器具を取りに行こうとした猫田の前に、その器具を持って美和がオペ室に入って来た。

美和は猫田に渡した。

美和
「私がケアを任された。私の患者さんです!猫田さんは渡海先生のサポートを。外回りは私がすべてやります!」

猫田は器具を受け取り、手術は再開した。

理事長選では、西崎の発表が終わり、15分の休憩後、佐伯の番だった。しかし、佐伯は、会場にはおらず・・・。汗を拭う黒崎。

ペアンを外そうとしていた時、オペ室に「やめろ!」という声が響き・・・。

振り返るとそこには、車いすに座った佐伯と世良がいた。

理事長選では、黒崎が、佐伯の代わりに発表を始めた。

オペ室では、理事長選よりも、昔の悪事がバレるのが怖かったのかと渡海に言われ、佐伯は

「患者の命を救うためだ。渡海、そのペアンを外すな。」

と。渡海は、

「お前は権威を守りたいだけだろ。」

そう反抗するが佐伯は、

「ペアンは外すなと・・・」

渡海
「黙れよ!!もうすぐ終わるぞ。親父、もうすぐ終わるぞ!見てろよ!佐伯!このペアンがお前の悪事の動かぬ証拠だ。」

佐伯
「やめろ渡海!」

渡海
「これであんたはおしまいだよ!おい!詫びろ!まずは俺に詫びろ!それから親父にも詫びろ!親父のすべてを奪ったこのペアンで、今度はお前がすべてを失うんだよ!」

そして、ペアンを外そうとした渡海に佐伯が

「やめろぉ!!」

と叫んだ。

しかし、渡海はペアンを外し・・・。

そして、ペアンを佐伯に見せ、笑いながら

「さよなら。佐伯清剛」

その瞬間、血が噴き出し・・・。

渡海の腕でも、血を止めることができず・・・。

佐伯は立ち上がりながら言った。

「地獄の扉を開けたな。」

佐伯は
「どけ!渡海!私が処置をする!」

渡海は、引き下がった。

佐伯は、着替え、オペ室へ入った。

佐伯は渡海に
「聞け。渡海」

と話しかけた。

渡海は、自分にも治せなかったのに、佐伯に治せるはずがないと思っていた。

それでも佐伯は渡海に話を聞くように話しかけた。

「これは、置忘れではない。あの日、近くで起きた大型バスの事故で、何人もの患者が運ばれてきた。その時私は入院していた飯沼さんの容態が急変したことに気づき、処置にあたった。だがオペ室は満室で人も機材も不十分な状態だった。飯沼さんの出血はどうやっても止まらなかった。やも得ず私は、ペアンを体内に残したまま、処置を終えた。それしか方法はなかった。

その後すぐに私は、アフリカで長期の医療支援へ向かわざるを得なかった。だがその折、思いがけないことが起きた。無事に退院させたはずの飯沼さんが、私の不在中に急患で運ばれてきたんだ。その対応にあたったのが、一郎先生だった。先生は飯沼さんの胸の中を見て、驚いたことだろう。

知らせを聞いた私だが、電話が通じない状況で時間もなく、急いで一郎先生に電報を打った。」

飯沼さんのペアンを取り出すな

私を信じてください❞

「一郎先生は、そのペアンが処置に必要だったことを悟ってくれた。そしてペアンを残したまま、飯沼さんの処置を行い、手術を終えた。

だがその術後、先生が手にしていたレントゲン写真を、黒崎が偶然見かけてしまったのだ。

ただちに医療過誤が指摘され、一郎先生は非難を浴びた。結局一郎先生は、それ以上の反論はせず、自分の執刀ミスだと受け入れて、東城大を去って行った。

私は、帰国してからすぐ教授にそのことを聞かされた。その時すでに一郎先生は病に侵され亡くなっていた。そして私は、一郎先生からの手紙を手にしたんだ。」

❝わが盟友、佐伯清剛君へ

何も言わなくていい。
医者は患者のことだけを考えろ
人を救え
飯沼さんを救え
君にすべてを託す❞

「余命幾ばくも無いと知っていた一郎先生は、私を守り、医療過誤という不名誉を一身に背負われたまま、この世を去られたんだ。これは事実だ。私は、お前の父親に、渡海一郎先生に生かされたんだ。」

渡海
「すべて私の責任だって、そう言ってくれたら、親父だってあんな思いして死ななくてすんだんだ。何で黙ってたんだよ!」

佐伯
「言って患者が助かるならそうした!それなら私は、喜んでクビになった。だがそうなれば、誰がこの患者を治す。安易にペアンを外せば、患者は死ぬんだぞ。渡海、お前ですら治せなかったんだぞ。

自らの腕を過信するものに、この患者は決して治せない。だから誰にも言うわけにはいかなかった。私を恨むなら恨め。殺したければ殺せ。だがこの患者だけは、死んでも守る。」

佐伯は、用意されたブラックペアンに目をやり、

「このブラックペアンは、そのためのものだ。こいつは私自身への戒めでもある。我々医者は、完ぺきではない。そのことを決して忘れず、おごることなく、日々その腕を研鑽し、本当の医療とは何かを、常に問い続ける、覚悟の証だ。

ブラックペアンを使うのは、私一人で十分だ。そしてそのブラックペアンを使う時が来たときそれは、私が外科医を辞める時だ。私は、このために生きてきたんだ。そして、そしてそれも今、終わる。

ブラックペアンを。」

そして、藤原からブラックペアンを渡された佐伯は、飯沼の胸にしまった。

「さらば。渡海、一郎。」

渡海の目から涙がこぼれた。

そして、飯沼の症状は安定し、手術は終わった。

オペ室から出て行こうとした渡海に佐伯は呼び止め、

「医者は、完ぺきではない。まだまだ、我々にはできないことがあるんだ。」

それを聞き、そのままオペ室を出て行った。

飯沼の胸に入れたブラックペアンは特殊なカーボン製で、レントゲンには映らないし、火葬された一緒に燃えて灰になるものだった。

佐伯
「ブラックペアンは、役目を終えた・・・。私もだ。これからは・・・」そう言うと、佐伯は倒れてしまった。

すぐに、佐伯のオペの準備が始まり、世良は、渡海を探した。

世良は、留守電に佐伯が倒れたときに言った言葉を入れた。

理事長選では、佐伯のことを聞かれ、病院に戻ったことを謝った。ここぞとばかりに西崎が、忙しい佐伯には理事長は務まらないと言い出した。

佐伯の手術が始まったが、出血が酷かった。

理事長選では、西崎が、投票を始めるよう言った。そこで池永が、「佐伯先生に代わり、少しお時間をいただきたい」と立った。

そして、佐伯と話をしたことを話した。

佐伯は、医者というものは謙虚でいなければいけないこと。

外科医の腕にも、最新の医療にも限界があること。

患者の命を前にして、あまりにも頼りないこと。
だからこそ、その両輪で補い、高め合わなければいけないこと。

未来の多くの患者を救う最新の研究、目の前で苦しんでいる患者を救う最高の腕。その二つがなくてはならないことを。

池永は、
「反目する二つの志、それを共存させることこそ、これからの医療には必要なのです。佐伯先生はそれを目指しておられます。」

と訴えた。

そして、手術を受けている佐伯の心臓が止まってしまう。

渡海は、一郎と話した旧館のところに座っていた。佐伯が話した「一郎先生に生かされた」という言葉を思い出していた。

そこで、スマホのバイブで気付き、見てみると、世良からの着信と、録音があり、聞く渡海。

そこには、佐伯が倒れたことと、倒れたときに言っていた言葉が入っていた。

❝渡海
そのままでいい、普通でいい。
医者は、患者のことだけを考えろ。
救え。渡海。
ただ、人を救え。
お前に、すべて、託す

理事長選では、池永が佐伯の代わりに話ていた。

「研究を重ねるのも、腕を磨くのも、最後は人です。不完全な人が完璧を目指すからこそ、医療は成長し続ける。それが佐伯先生の想いであり、願いなのです。」

会場から、割れんばかりの拍手が起こった。

オペ室では、みんなが諦めずに心臓マッサージをしていたが、高階が「これ以上は・・・」と手を止めた。

みんなが諦めかけたそのとき、世良が

「まだ終わってません。まだ終わってません!!」

そう言い、オペ室から出て渡海を探しに行った。すると、目の前には渡海の姿が・・・。

渡海
「邪魔」

世良
「はい!」

渡海がオペ室へ入り、手術が始まった。

その頃、理事長選では、投票が始まった。

みんなが佐伯に呼びかけている中、止まっていた心臓が動きだした。

理事長選の投票は、佐伯に決まった。

西崎は、会場を「研究だ研究」と去って行った。その表情はスッキリとしていて、にこやかだった。

病室で目が覚めた佐伯は、横にいる渡海に話しかけた。

「どうして助けた?お前を東城大に引き入れたのは、せめての罪滅ぼしのつもりだった。だがお前は、測り知れない外科医の天賦を持ち合わせていた。私を恨むことで腕を磨き続けるお前のその成長を、私はもっと、もっと見ていたい。そう思った。私は、お前の望み通り、死んでも良かったのだ。

渡海。」

渡海は、病室から出ようとし、

渡海
「そのままでいい。普通でいい。医者は患者のことだけ考えろ。救え。ただ人を救え。俺の尊敬する、尊敬する医者の言葉です。」

そういうと、渡海は、佐伯に深く頭を下げ、病室から出て行った。

佐伯は、涙をこぼした。

世良は、渡海が出ていくことを感づいていた。

世良は、必死で渡海を止めようとした。出て行かないでほしいと頭を下げた。

渡海は「分かったよ。とにかく腹減った。米炊いて来いよ。早く。」そう言い、世良を見送った後、

「じゃあな。お前はいい医者になれ」

と渡海は病院を去って行った。

その後、理事長になった佐伯は、必要な組織改革を行ったのち、他の大学病院の教授に理事長の椅子を渡した。

そして佐伯は、医師たちの指導をしていた。

西崎は、相変わらず、理事長の椅子を狙っており、新しい研究を始めていた。

高階は東城大で、最新医療を取り入れながら研究をしていた。高階は、どこか寂しそうな表情をしていた。

渡海がいた仮眠室では、世良と美和と木下がいた。美和と木下が卵かけご飯を食べながら、渡海がすべてのお金を医療過誤で苦しんでいる支援団体へ寄付をしていたことを話ししていた。

そして、最近、入金者不明で1000万の寄付があったことを木下が報告。世良も、その人物は渡海では・・・と思っていた。

「邪魔。1000万で、もみ消してやるよ。」

感想

めちゃめちゃ感動しました。

ブラックペアンて、そういうことだったんですね。

ペアンは置忘れではなく、意味があったんですね。でも、黒崎が言わなかったら・・・ってちょっと思っちゃいましたが(;^ω^)

しかし、佐伯教授って、すっごくいい先生だったんですね。

渡海も、多額の金銭を要求して、手術を交代していましたが、そのお金、医療過誤で苦しんでる支援団体へ全額寄付してたんですね。

渡海が最後、佐伯教授に、

「そのままでいい。普通でいい。医者は患者のことだけ考えろ。救え。ただ人を救え。俺の尊敬する、尊敬する医者の言葉です。」

って、佐伯教授に頭を深く下げたところ、本当に感動でした!

 

 

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「ブラックペアン」10話の視聴率

最終回の視聴率は18.6%
《平均視聴率ランキング》

順位ドラマ名視聴率
1位ブラックペアン14.2%
2位
特捜914.0%
3位未解決の女12.9%
4位警視庁・捜査一課長シーズン312.8%
5位正義のセ9.8%
6位コンフィデンスマンJP8.9%
7位あなたには帰る家がある8.4%
8位花のち晴れ8.2%
8位Miss デビル8.2%
10位
シグナル長期未解決事件捜査班7.7%
11位崖っぷちホテル7.5%

「ブラックペアン」関連記事はこちら!

★「ブラックペアン」全話あらすじネタバレまとめ!キャストは?最終回の結末は?

まとめ

最終回だと思うと寂しいですね・・・( ;∀;)

あっという間に時間が過ぎるほど、このドラマに見入っていました。

ブラックペアンに隠された秘密は一体何なのか?

最終回、どう展開するのか?

最後まで見逃せませんね(≧▽≦)!

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